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 小説「東京大震災」

大地動乱の時代 

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由
1−2 予報のメカニズム
1−3 実績と評価
1−4 研究のためのサポーター
2.大地動乱の時代
2−1 教訓
2−2 地震発生のメカニズムと巨大地震
 ー舁廚平霧三茲伴期性
◆‘本海溝を震源とする今回の地震
 相模トラフ、駿河トラフ、南海トラフを震源とする地震
ぁ‘本沈没と予言書
2−3 首都直下型地震
 。横粟さ末、既に活動期に入った
◆,修了、何が起きるか

−−−−−−−−−−2011.05.09に続く−−−−−−−−−−−

 小説「東京大震災」

● 東京大震災 199X年の悲劇 徳間書店 アルバート・アレツハウザー著 真野明裕−訳
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E2%80%95199X%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%84%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC/dp/4198606080

 これは小説ですが、具体的に疑似体験が得られるという点で一読に値すると思います。東京大震災の時、どんなイメージを貴方が描けるか、それが大切です。想定外とか想像を絶するという表現がありますが、それでは命を守ることはできません。

 如何に想像力を高めるかが大切であり、そのためには基本的な知識が不可欠なのです。これは、個人としてだけではなく、あらゆる組織、企業体、自治体、国家であっても、それを経営するのは人である以上、危機管理の原点と言えます。

 高層ビル街では、ガラスの破片が雨あられと降り注ぎ、地下街・地下鉄は瞬時に停電、真っ暗な闇の中で人々は逃げまどう時、河川や東京湾の堤防が決壊し、あるいは地割れによって、地下街と地下鉄構内に水が怒濤のごとく流れ込むでしょう。

 横浜、川崎、東京、千葉と続く東京湾の化学コンビナートは破壊され、東京湾の半分は火の海と化すでしょう。広い地域が火災になると、火災旋風すなわち火炎の竜巻が幾つも発生し、それが東京の下町付近を舐めるように動き回り、多くの人が酸欠と強烈な熱によって即死するでしょう。
 
 また、化学コンビナートに集積されている様々な薬品が火災によって蒸発し、有毒ガスとなってそれが上空に上がって風で流され、やがて冷却されると数十キロ離れた場所にふわりと降下する。例えばある都市のまるごと、数十万人単位で人々を死に追いやるでしょう。

 東京のゼロメートル地帯、例えば銀座は水深2mに水没し、至る所が液状化してビルが傾き、高層ビルは倒壊せずとも、鉄骨がガタガタになり、修理が不能になると言われています。


ぁ|が助けに来てくれるか

 この様な状況で、どこに避難し、どこえ逃げられると思いますか。誰が助けに来てくれますか。それどころではなく、国家機能そのものが破壊されるわけですから、どこからも、誰も助けには来てくれないでしょう。

 燃えるだけ燃え火災が自然に鎮火した後、おそらく数週間後、アメリカ軍を主力とする多国籍軍が艦船と航空機を用いて上陸し、治安の維持と被災者の救援が始まると思います。日本は統治能力を一旦完全に失う、その可能性が非常に高いのです。

 更に、東京だけで1200万人、神奈川・埼玉・千葉を入れると3000万人以上いるわけですから、例え数万の軍隊が上陸しても、焼け石に水と良く言いますが、正にそのような状況になるはずです。食料や水が行き渡るようになるまで、何ヶ月もかかる、そう考えるべきです。

 であるならば、どうすれば良いのか。私は、一人一人が自らを救うための準備をしておく事が大切だと思います。どういうルートで、一刻も早く、東京から逃れる事ができるか、そのために何が必用か。そういう発想ができれば、いろろいろと考えを煮詰めていくことができます。ですから、東京直下型地震、あるいは東京大震災の時、何が起きるか、そのシミュレーションが一人一人にとって極めて大切なのです。

 現在進行中の原発事故もさりながら、首都機能・国家機能の分散、そして人々の避難場所の確保、これらは既に確立されていなくてはならないはずなのですが、今現在、日本は極めて危うい状況にあると言わざるを得ません。

続く


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 08:19 | comments(0) | trackbacks(0) |-
2−3 首都直下型地震

大地動乱の時代   

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由
1−2 予報のメカニズム
1−3 実績と評価
1−4 研究のためのサポーター
2.大地動乱の時代
2−1 教訓
2−2 地震発生のメカニズムと巨大地震
 ー舁廚平霧三茲伴期性
◆‘本海溝を震源とする今回の地震
 相模トラフ、駿河トラフ、南海トラフを震源とする地震
ぁ‘本沈没と予言書

−−−−−−−−−−−−−2011.05.02に続く−−−−−−−

2−3 首都直下型地震

 。横粟さ末、既に活動期に入った

 東京、神奈川は三つのプレートが重なり合っている場所です。ですから、ここで発生する地震は直下型地震であり、M7クラスの地震が発生するだけで被害は甚大です。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

 そして、M8クラスの巨大地震と、M7クラスの地震が周期的にやってくることが知られています。特に江戸時代になってからは人口も多く、地震の被害や状況描写などの記録は詳細に残っていますから、データとしてはかなり確かなものだと思います。

東京地震情報
http://tokyo-jishin.com/kanousei.html

 傾向としてM8クラスの巨大地震の後、静穏期に入り比較的穏やかな期間が続きます。前回の活動期は1923年の関東大地震を境にして収束し、この90年ぐらいはM7クラスの地震は起きておりません。では、それ以前はどうだったか、1885年〜1923年のわずか40年ぐらいの間に、南関東すなわち東京・神奈川・千葉付近で、M7以上の地震はなんと10回も発生しています。

 しかし、関東大地震を境にし幾つかの余震を経て、ぴたりと静穏期に入りました。そして、現在までの約90年間に首都圏の人口はふくれあがり、世界でも希に見る人口密集地帯となり、日本の政治経済の中枢部を形成し、そして工業と化学コンビナート地帯を創り上げてしまったのです。

 この危うさは、地震学者でなくとも、誰が考えても極めて危険であることは、一目瞭然でしよう。しかしながら、不思議なことにそんなことにお構いなく、誰も余り真剣に取り組んでこなかった結果が現在の東京です。これを愚かと言わずして、なんと言えば良いのでしょうか。人間は集団となると、ひどい愚かさを発揮するのは何故でしょうか。

 何度もくり返しますが、長い目で見れば巨大地震は周期的に100%の確率で発生します。何故ならば、それは地球の活動における生理現象の一つだからです。

◆,修了、何が起きるか

 その時、何が起きるか。これを知ることが大切です。何故かというと、具体的なイメージが脳裏に描けるまで知識を集積することが、適切な対策をすること、そして自らの命を守ることに繋がるからです。自らの命を救わずして、他を救うことはできません。

 ここで、私が具体的な事を列挙するよりは、以下の資料を是非参照していただきたいと思います。

● Newton 2000年10月号 緊急大特集 
      神戸地震を事例に、徹底シミュレーション
      ワーストケース 東京壊滅 巨大地震 震度7 午後6時半発生
          http://www.newtonpress.co.jp/newton/back/back00/n0010.html

 絵図、想像図等を駆使して科学的分析とシミュレーション結果が特集されています。10年以上前のものですが、決して古くはありません。これ以上のものは今も無いと思います。

● 首都圏地震危険度マップ サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F-%E5%9C%B0%E9%9C%87%E5%8D%B1%E9%99%BA%E5%BA%A6%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E2%80%95%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E3%82%92%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%8C%E8%A5%B2%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E2%80%A6-%E6%9C%9B%E6%9C%88-%E5%88%A9%E7%94%B7/dp/4763191373

 東京、千葉、埼玉、神奈川県の地盤の強度、人口の集中度、化学工場地帯などを元に製作されたものであり、貴方の住んでいる場所がどの程度の危険度であるか、一目瞭然です。

続く

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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
2−2 地震発生のメカニズムと巨大地震

大地動乱の時代  

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由
1−2 予報のメカニズム
1−3 実績と評価
1−4 研究のためのサポーター
2.大地動乱の時代
2−1 教訓

−−−−−−−2011.04.25に続く−−−−−−

2−2 地震発生のメカニズムと巨大地震

 ー舁廚平霧三茲伴期性

 日本列島の周囲には四つのプレートが入り交じっています。まずは、これを確認してください。

参照 日本列島周辺のプレート
http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

 太平洋プレート、フィリピン海プレートが日本列島の下に潜り込んでいます。詳細なプレート理論は他にゆずるとして、簡単に言へば、太平洋プレートとフィリピン海プレートというのは、地球内部から湧きだしたマグマが日本列島の下へ再び沈み込んでいるわけで、生命体である地球の活動そのものであり、物理的表現ではマグマの対流を表しています。

 《地球の活動が一定ならば》、この対流も一定の速度で行われています。そして、プレートが沈み込むときに、日本列島の東海岸が湾曲しながら引きずり込まれていき、ある限度を超えると、それが跳ね上がって巨大地震を起こします。ですから、対流の速度が一定ならば、一定の周期で必ず巨大地震は発生するのです。この周期性は非常に大切な要素です。これをプレート型地震と言います。

 このプレートにエネルギーが貯まっていく過程、さらにプレート型巨大地震が発生した後の数年間、日本列島の《陸地を震源》とする地震が盛んに起きますが、これは日本列島全体の歪みを修正しようとする作用すなわち力の均衡・バランスをとるために発生するものです。比較的浅く、局部的となる特徴があり、しかし震源地に近いところは震度が高くなるため、大きな被害が出ることがあります。

◆‘本海溝を震源とする今回の地震

 東北から千葉県沖までの日本海溝に太平洋プレートが沈み込んでいますが、今回の東日本大地震はそれが跳ね上がった結果であり、跳ね上がるときに海水も一緒に持ち上げますから、大地震の直後に大津波が襲うことになりました。

 日本列島の歪みを修正する地震 、すなわち時々発生するM5〜M7の地震と根本的に異なる、プレート型、海溝型地震と呼ばれるものであり、日本列島全体で巨大な歪みの修正が今後数年にわたって続くでしょう。それが、余震と呼ばれるものです。

 しかしながら、今回の巨大地震が、更なる巨大地震を誘発する可能性が高くなったと私は思います。

 相模トラフ、駿河トラフ、南海トラフを震源とする地震

 問題は、相模トラフ、駿河トラフ、南海トラフ、すなわちフィリピン海プレートの潜り込みによって起きる巨大地震であり、歴史的な周期説さらに歪みの観測結果から、既に巨大なエネルギーが貯まりに貯まっているのです。もういつ発生してもおかしくありません。

 日本海溝は陸地からかなり離れていますが、前図が示すようにこれらのトラフは陸地にかなり近いのです。従って、同じ規模の地震が発生しても、その震度は大きく、津波の高さが高く回数が多くなる、そして津波が到達するまでの時間は短くなります。近い将来、更なる試練を日本は経験することになるはずであり、東日本大地震とは比較にならない被害を発生させるはずです。

 これについては、後ほどもう少し詳しく検証します。更に、私達はどんな心構えと準備をすればよいのか、私の研究結果をこのブログで公開していきたいと思っています。

ぁ‘本沈没と予言書

 地球内部から上昇したマグマの冷えた岩石・花崗岩のプレートが、日本列島に潜り込み、もし、跳ね上がらなかったらどうなるか、日本列島が地球内部へ引きずり込まれる事になります。1973年刊行された小松左京のSF小説「日本沈没」を当時読み、かつ映画も見ました。しかし、もし地球の活動が活発になり、マグマの対流が早くなったりすると、理論的にはあり得る話なのです。

 実は、これが私が最も恐れているシナリオです。

 私は約15年前に、聖書の最終段に編纂されている未来予言書、すなわち「ヨハネの黙示録」を解読し、「七つの封印」と題して太陽出版から刊行しました。私は、神を信じ、なぜ人類が試練を受けるのか、その理由を知っています。

 資本主義崩壊(現在進行中)、ポールシフトを含む巨大な天変地異、地球温暖化と食糧危機、最悪の流行病、その他あらゆる災害がくり返し発生し、人類の人口は激減し、地球の地形図が変化する、そのようなことが今後数十年間の続くであろうと考えられるのです。

 しかし、これは本題から外れていきますので、更なる巨大地震が日本を襲うようになったとき、徐々にコメントしていきたいと思います。もちろん、日本だけの問題ではありません。同時に、この様な「大地動乱の時代」に生を受けている私達は、一体どのような生き方を求められているのか、そういったことを話していければ良いと考えています。

 次回は、江戸時代に何度も襲ったが、この約100年間静穏を保ってきた首都圏直下型地震についてお話ししたいと思います。

続く


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) |-
2.大地動乱の時代 2−1 教訓

大地動乱の時代                                       

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由
1−2 予報のメカニズム
1−3 実績と評価
1−4 研究のためのサポーター
−−−−−−2011.04.18に続く−−−−−−

2.大地動乱の時代

  《地震学者は警告する/首都圏を大震災が襲う》
     「大地動乱の時代」岩波新書 石橋克彦著 1994年初版


 この本は、幕末に発生した東海・東南海・西南海連動型地震、東京直下型地震、小田原地震、関東大地震などをテーマとして、当時の被害状況、体験談などを交え系統的に書かれています。体験談は疑似体験ができますので、イメージを創る上で貴重であり、読みやすく興味深い内容にまとめられています。

2−1 教訓

 今回の東日本大震災の教訓としては、

 ゝ霏臙録未麓期的に100%必ずやってくる。
◆仝業は非常に危険で、トータルコストは極めて高い。
 津波の災害は、地震そのものよりも破壊力がはるかに大きい。


 これを改めて認識しすることが、まず大切なことだと思います。宮城県沖地震も周期的に来ることが知られており、何時発生してもおかしくない状況にありました。詳しくは、下記を参照してください。

宮城県沖地震−Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87

 東日本大震災は、近代における日本の歴史、あるいは世界的に見ても、かつてない規模の災害でしたが、私にはまだこれで終わりだとは到底思えません。むしろ、来るべき本命の予行演習的災害と考えるべきだと思います。

 何故なら、今回の被害を受けた地域は、首都圏、東海に比べると、人口密度は極めて低い地域だからです。原発事故は明らかに人災によるものですが、これも過疎地域だからまだよかったものの、例えば御前崎にある浜岡原子炉だったらどうだったかと考えてみるべきです。

 これを機に徹底的に防災意識を高め、全国の原発を二重三重に安全対策すべきです。そして、計画的に原発を廃止していくべきであると思います。更に、緊急を要する課題は国家機能、首都機能を分散すべきだと言うことです。もはや、国民・国家を総動員してでもやらなくてはならない時期に来ています。

 冒頭に紹介した「大地動乱の時代」石橋克彦著によると、今後予定される首都圏、南関東、東海沖、南海沖地震が連動して発生する時、日本の国家機能と経済機能中枢部が徹底的に破壊されるであろうとしています。その被害は、今回の震災の比ではなく一桁も二桁も違うだろう、更に日本国の統治能力すら危うい、私はそう考えています。

 既に20世紀末から地震の活動期に入っていることが記されており、筆者は首都機能・国家機能を分散しなくてはならないと強く提言しています。私は15年ほど前にこの本を読み、非常な危機感を持ちました。

 当時、従業員25名ほどの零細企業経営者でしたが、従業員の生活を守るため、そしてこれから予測される震災を企業が耐え抜くために、数千万円の費用と三年間を費やして、あらゆる防災対策をしました。

 自ら設計した耐震性の井戸を設置し、全工場を稼働できる発電機を備え、工場内の備品や機械類、そして事務所の書庫・机・パソコンその他、あらゆる備品類をボルトで床に固定してあります。更に、食料・調理用具・シャワー・毛布・医薬品その他あらゆる物資を備蓄してあります。

 ある危機管理の専門家が当社を見学にこられ、当社の防災マニュアル・備蓄リストを参考にしたいということでしたので、コピーをお渡ししました。今回は、その対策で設備した発電機が大いに役立っています。具体的対策の詳細については後述します。

 以下、「大地動乱の時代」の記載内容に従い、来るべき巨大地震の全容を整理してみましょう。まずは、そのメカニズムを理解すること、その周期を理解すること、そして人口密集地域では何が発生するかを考えることです。そうすれば、自助努力が極めて重要である事が分かり、真の危機管理、防災対策ができると私は思います。

 自らの命を守り、家族を守り、企業を守り、そして社会を守る、その意識を一人一人が堅持する以外にこの難局を乗り越えられない、他力本願では地獄を見ることになる、私はそう思います。


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 09:50 | comments(0) | trackbacks(0) |-
1−3 実績と評価

大地動乱の時代  

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由
1−2 予報のメカニズム
−−−−−−−−−−2011.04.11に続く−−−−−−−−−−−−−

1−3 実績と評価

 十数年前から、私はずっとその実績を検証してきました。小規模地震、M5かM6クラスの地震は、全国という広い範囲で見ると結構頻繁に発生していますので、八割〜九割というレベルで前兆を的確に捉えており、正に予報の日時・規模共に的中することが多いと認識しています。

 しかし、大規模な地震、例えばM7以上になると、その回数が少ないため経験則の積み上げが不十分、また前兆現象の挙動も複雑であるため、どの程度的中したのか、その判断が難しい場合が多いと思います。特に、海底が震源地の場合、前兆現象が減衰してしまうため、データとして見落としたり、後から前兆であることが分かるというケースが多いように思います。

 今回のM9の巨大地震も、後からデータを分析した結果、その前兆らしき波形を捕らえていたことが分かり、FAXで会員に送られてきました。しかし、まだまだ福島付近には前兆現象が継続しており、これがM9の巨大地震とどのような関係があるのか、また実際に発生するか、それはこれから検証されるのでは無いかと思います。

 「大地動乱の時代」の中で後述しますが、今後、日本列島を襲うであろう幾つかの巨大地震、すなわち東京直下型地震、南関東小田原地震(前回は1923年の関東大地震・震源地相模湾)、東海沖地震、東・西南海地震などがあります。これらは、歴史的に周期性があることが明白であり、もう何時発生してもおかしくない時期にあります。今回の宮城県沖の地震も、かなり前からいつ来てもおかしくないと言われていました。

1−4 研究のためのサポーター

 八ヶ岳南麓天文台は、完全な私設の研究所です。実験会員というのは、地震予報という形で数日に一度、データを受信するかわりに、会費を納め、その会費は研究費の一助となっています。十数年前に、この研究は本物だと私は直感しましたので、是非、支援したいという気持ちで今日まで来ました。

 今では、多くの自治体や企業もサポータになっていると聞きます。しかし、公式に研究が支援されているという話は聞きません。何故、この研究に対して、国家的に予算を割いて、また人員を派遣して支援しないのか、前から疑問に感じています。

 余談ですが、日本という国の悪い面、それは嫉妬の強い国民性と文化があるという事です。ですから、民間の研究者が優れた研究、発明、発見などをしても、学会が無視する傾向にあります。日本は官僚統制の強い国ですから、いわゆる権威のある専門家が認めないと、国家も動かない、そういう事がいろいろとあるようです。

 名もない研究者が偉大な発明発見をしたり、画期的な方法を考え出したりすると、いわゆる権威ある専門家はこれに嫉妬して、その研究を無視するのです。そして、権威者が認めない時に、学会の誰かが認める発言をしたりすると、今度はその人が村八分に会う、それが分かっているので、学会の他の多くの人はダンマリを決め込むのです。自分の先生より優れた研究をしたりすると、今度は自分の出世が妨げられたりします。実に、嘆かわしいと思います。

 かつての丸山ワクチン、そして現在のEM技術、そして私は八ヶ岳南麓天文台の地震予報の研究は非常に優れたものだと思います。EM技術は、既に世界中で使われていますからまだ良いのですが、私はこの地震予報研究を是非成功させたい、その気持ちで一杯です。多くのサポーターもそう意図で会員になっているのだと思います。

続いて、「2.大地動乱の時代」をお送りします。


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) |-
1−2 予報のメカニズム

大地動乱の時代

はじめに
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究
1−1 福島付近と直感した理由

−−−−−−−−−2011.04.04に続く−−−−−−−−−−

 先週−前兆現象は今も続いており、まだ相当なエネルギーが残っているようで、近々大地震が発生する可能性を示唆しています−と書きました。そして、2011.04.07 23時32分頃、宮城沖M7.1の余震が発生し、多くの怪我人とともに広い範囲で停電になりました。

1−2 予報のメカニズム

 八ヶ岳南麓天文台という私設の天体観測所で、所長の串田さんという方が、FM電波を用いた流れ星の観測をしていました。そしてその記録データには航空機と流れ星のエコーが記録されるのですが、原因不明の波形異常が記録されることがあることに気づきました。そして、奥尻島の地震や、阪神淡路大地震などが発生する以前に、電波の異常波形が記録されていたことから、地震の前兆現象がFM電波の波形と因果関係があることを突き止めたのです。

 地表は土が覆っていますが、地下深くは花崗岩などの岩石であり、岩石とは様々な物質による結晶体なのです。結晶体とは一種の半導体であり、この結晶体に圧力がかかると数万ボルトという高い静電気が発生します。逆に電圧を結晶体にかけると、結晶体が伸びたり縮んだりします。交流をかけると振動します。これをピエゾ効果といい、広く私達の周囲で使われています。マイクロフォン、イヤホン、その他の電子音などは皆この原理を用いているのです。あるいは、電子ライター、着火器なども同じ原理で、高い静電気を放電させることで、着火させています。

 地下深くで岩石が広範囲に大きな力を受けていると、高圧の静電気が発生し、それが地表に帯電します。そうすると、地上約50Km付近にある電離層にもコンデンサーの原理で反対の電荷が貯まります。そうすると、電離層で反射するFM波の波形が通常とは異なります。

 全国各地にあるFM放送の電波はそれぞれ周波数が異なります。それを八ヶ岳南麓天文台の数十台の記録計でそれぞれの放送局の電波をある方法で記録しています(ただし、電波そのものの波形ではありません)。電波は、電離層で反射するとき、鏡のように対象に反射しますから、波形に異常があったときは、放送局と八ヶ岳の中間地点の地下深くに異常が発生したことが分かる訳です。複数の放送局の波形記録から、震源地を割り出します。

 次に、いつ地震が発生するか、という問題です。岩石に巨大な力を負荷していくと、岩石が崩壊する直前に、ふっと力が抜けていく瞬間があります。この時、静電気の発生は無くなります。そして、その直後に、岩石は大破壊されるわけです。ですから、前兆現象が消えた直後(一定時間後)に地震が起きるわけです。そして、実験データを積み上げ、実際の地震発生の日時・規模と波形の変化を比較分析することで、経験則として、地震の規模と日時を予報する事ができるようになります。

 地震予報の原理の概要は以上ですが、詳しい事をお知りになりたい方は、先週紹介した所長の著書を参照してください。

次回は、八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究の実績と評価と題して、お話しします。

続く


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究

大地動乱の時代                                       

はじめに
−−−−−−−−−−−2011.03.28に続く−−−−−−−−−−−−−−

 今回の東日本大地震の揺れを感じている正にその時に、何故、福島付近と直感したのか、その理由からお話ししましょう。

1.八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究

◆  串田嘉男著 「地震予報に挑む」 PHP研究所 2000.09.01
 地震予報研究のいきさつ、予報原理、体験談など、八ヶ岳南麓天文台の所長が書いた本です。超新星発見や彗星その他の天体観測をしていた彼が、何故、地震研究に身を転じたのか、それはFM電波を用いて流れ星を観測していたとき、ある奇妙な現象に気づいたことに始まります。

1−1 福島付近と直感した理由

 私は、八ヶ岳南麓天文台の会員であり、一年以上前から、福島を中心とした大地震M7.5±0.5の地震予報に関する実験報告を数日に一度FAXで受信していたからです。そして、何月何日頃に発生するか、その時期を特定することに実験の焦点が当たっていました。

 ただし、この予報が今回の大地震とどのような因果関係があったかという点に関しては、いろいろと議論があるのだろうと思います。10年以上前から私は会員でしたので、小規模の地震予報における発生月日、震源地、その規模について、かなり高い確率で的中してきたという実績があると断言できます。

 一方で、海底が震源地の場合、前兆現象が減衰してしまい、充分なデータとして捕らえられないことが分かっています。ですから、八ヶ岳南麓天文台では、今回の前兆現象をM9という巨大地震の前兆とは言っていないのです。

 前兆現象は今も続いており、まだ相当なエネルギーが残っているようで、近々大地震が発生する可能性を示唆しています。地震発生前に、会員以外に情報を漏らすことを禁じられていますので、これ以上は言えません。

 今回の巨大地震の前兆が地形の歪みとして福島付近にも現れていたであろうと私は思います。因果関係があるのかないのか、前兆であったか否かは別にして、八ヶ岳南麓天文台の地震予報研究とはどういうものかを是非皆様に知って欲しいと思います。

 予知ではなく《予報》という言葉を使用するのは、天気予報と同じように日常的に発生する地震を、毎日のように予報として発表できるようにしたいという研究者の願いがあるからです。

次回は予報のメカニズムについて、お話ししたいと思います。


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) |-
大地動乱の時代

 大地動乱の時代 

はじめに

 皆様、お久しぶりです。空と無の思想についての連載を整理して、HPへの掲載を終えました。その直後ですが、東北と関東を未曾有の大地震が襲い、おそらく読者諸氏も大変驚かれたと思います。そういうわけで、二ヶ月間の空白を造ってしまいましたことをお詫びいたします。

 そして、大地震と津波で亡くなられた方々の御冥福お祈りし、被災された方々が希望を持ち、再び生きる勇気を取り戻されるよう祈念いたします。

 当日、私はパソコンを打ちながら、ゆっくりとした細かな揺れを感じました。そのゆっくりと小さな揺れは収まることなく、次第に大きくなっていくため、《これはかなり遠い地震だ、しかし相当に大きい、福島のあたりかも知れない》そう直感しました。

 かなり大きな揺れが長く続いて後、揺れが収まるとすぐにテレビを付け、その後津波が襲う様子を見、これは大変なことになったことを知りました。翌日、翌々日と被害の全容が分かるに従い、益々、私が恐れていた事が起きた、そう認識するに至りました。

 天変地異の襲来について、HP「七つの封印」、また拙書「七つの封印」(ヨハネの黙示録を解読・解説した書)に詳しく書きました。また石橋克彦著「大地動乱の時代」岩波新書を紹介しながら、この震災の意味する所、更にこれから私達が受けるであろう試練、そして何故試練を受けるのか、それを私達はどのように受けとめ、生き抜いていく勇気に変えていくことができるか、そういったことについて私の思う所を書いてみようと思います。

 次回は、何故福島付近と直感したのか、八ヶ岳南麓天文台を紹介し、その理由についてお話しします。


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posted by: 窪田光治 (くぼたこうじ) | 天変地異 | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) |-